5Gが “電磁波問題” として新聞記事に!ついにタブーを破った東京新聞!
ついにこの時が来た!“電磁波問題” は十数年にわたって新聞をはじめとする大手マスコミが決して触れてはならない “タブー” であった。
しかし、東京新聞が昨日の朝刊でついにこのタブーを破った。昨年10月にスマートメーター問題を日本の新聞で初めてて取り上げだしてから、ザウルスは東京新聞を購読し始めた。スマートメーターの “発火の危険” から、問題は “電磁波の危険” に展開するかもしれないと漠然と期待していた。「こちら特報部」 の記事には権力や大企業に忖度しない切れ味があったからだ。今どきの新聞としては考えられないほどの公正さと客観性と批判精神を感じたのだ。電磁波問題を避けて通るようには思えなかったのだ。
今回のこの 「こちら特報部」 の “電磁波問題としての5G(ファイブジー)” の報道じたいが “日本の新聞史上、特筆すべき事件” なのである。この事件を解説させていただこう。
問題の記事は、いつもの 「こちら特報部」 の見開きの構成である。
白抜きの 「潜む電磁波の影響」 という見出しがタテにあり、そして、それに呼応するかたちで 「新たな健康被害懸念」 という見出しがヨコから刺さっている。
大きな活字の 「電磁波」 が新聞の見出しに現れたのは、 わたしの知る限り17年ぶりである。詳細は→ 電磁波問題とマスコミ (2) 「電磁波」 は日本のマスコミのタブーか?
しかし、今回の東京新聞では、決して電磁波が危険だと決めつけているのではなく、あくまでも、4Gの100倍といわれる5Gの電磁波の “安全性” を問うかたちである。
記事の右半分を総務省や携帯電話会社による5Gの触れ込みの解説に充て、左側で批判的に吟味している。
5Gについては最近他紙もさまざまな解説をしているが、そのほとんどは総務省や携帯電話会社による “バラ色の前宣伝” の受け売りに終わっている。
夢のように便利で快適な社会を約束する “いいことずくめの5G” ・・・ その “おかみと財界による大合唱” に対して、日本の大方のマスコミはけっきょく、何ら批判的視点や懐疑的視点を持ち得ていないという情けなさである。
いっぽう、東京新聞は5G導入に伴う “さらに強くなる電磁波” について、さまざまな切り口で吟味しつつ、“実に常識的な懸念” を表明している。
」
そもそも2時間の映画1本をスマホにダウンロードするのにたった3秒しかかからないほどのパワーをもつ電磁波が、そのスマホを持つ人間の身体や脳に何の影響も与えないわけがないのだ。何の影響もないように思っているのは、単に電磁波が目に見えないからだ。目に見えなければ安全ならば、放射線だって目に見えないぞ。放射線も電磁波も同じ “電磁放射線” である。目に見える上っ面だけでの判断が今の日本人の常識になっているのではないか?
海外の事例は特に有益である。日本のようにマスコミが “電磁波問題” について固く沈黙している国は先進諸国では他に例がないからだ。“電磁波問題” は欧米諸国のマスコミではしばしば話題に取り上げられている。あのNEWSWEEK でさえ、スマホの電磁波の危険性を取り上げているのだ。電磁波問題とマスコミ (1) NEWSWEEK:スマホの電磁波でガンになる?
日本では、おかみ(総務省)と金持ち(大企業)に忖度する “卑屈なジャーナリズム” に国民もあまりに慣らされてしまっていないだろうか?
● 「便利になるんならいいんじゃないか」 と安易に歓迎していないだろうか?
● ひとが電磁波を問題にすると、「そんなに電磁波が嫌なら、無人島で暮らすしかないでしょ」 と思っていないだろうか?
● 目に見えない電磁波を危険視すると、オカルト扱いしていないだろうか?
● 電磁波過敏症のひとを 「気のせいじゃないの」 と思っていないだろうか?
● “目先の便利さや快適さ” ばかりを追求して、“潜在的で大規模な災厄” を直視することを避けていないか? 人類の第2次低脳化現象 (2) あなたも今リアルタイムで “低脳化” している?
東京新聞のやっている、ジャーナリズムとして本来当たり前な、 “公正で中立的な報道、客観的で批判的な解説記事” は、政府や財界の提灯持ちになり下がって腐りきった新聞や週刊誌の中にあって、実に新鮮に感じられてしまう。
週刊誌も “国民に知らせるべき緊急性のある本当に重要なテーマ” (電磁波問題、愛子様問題等々) は “障らぬ神に祟りなし” で一貫して避けながら、重要性のずっと低いテーマばかりを、さも最重要であるかのように書き立てている。結果的には、重要な問題の隠蔽に貢献しているということだ。週刊新潮 「スマホ認知症」 記事は “巧妙な電磁波問題回避” か “忖度” か?
「新聞購読数の激減」 とか 「ネットで十分」 とは言っても、 “世の中の動きに対する判断の拠り所” として、やはり国民は “新聞という公器” に今でも期待しているところがあるのだ。
もちろん東京新聞とてすべてにおいて完璧というわけではない。非常に残念な記事もある。しかし、新聞にはまだまだできることがあることをはっきり示している。政府や財界の顔色を窺うばかりが能じゃない。
「新聞離れ」 が言われて久しいが、スマートメーター問題の記事以来、東京新聞には、 “新聞というものの復活の可能性” を感じさせられる。こんなかたちで “新聞” が息を吹き返すとは夢にも思わなかった。
東京新聞は必然的に政府や財界から嫌われ、大口のスポンサーもいくつか失うことになるだろう。しかし、東京新聞は “ジャーナリストとしてのプライド” は失ってはいない。
この記事が YouTube になっていた!(2019.09.18.)
https://www.youtube.com/watch?v=juhmpG1_cPo
コメント
電磁波って
電磁波ってたしかにテレビでも新聞でも週刊誌でもあまり問題になっていませんよね。スマホや携帯や WiFi の危険性というと、だいたいハッキングの危険性や、フィッシング詐欺や子供が有害なサイトを見るリスクのことですね。つまりネット犯罪のリスクじゃないですか。
H4 さま
おっしゃる通りです。物理的な電磁波そのものの有害性や危険性をネット犯罪のリスクにすり替えているようにすら思えます。つまり、スマホやWiFi の危険性ももちろんちゃんと問題にしていますよ、というポーズなのです。
日本では子供がネットで犯罪に巻き込まれる危険は問題にしますが、そのリスクは非常に小さく、例外的なものです。いっぽう、日本の親は平気で子供に携帯やスマホを持たせ、毎日電磁放射線に被曝させています。こちらのリスクは目には見えなくても日常的です。
日本では子供は守られているようでいて、実際は恒常的に危険な電磁波漬けのまま放置されています。スマホが学割で買える国は日本だけでしょう。
日本以外の先進諸国では考えられないことです。
日本人は無宗教なせいか、目に見えないものに対する畏怖の念が欠けているのかもしれません。現世の目に見えるものがすべてのように思っているのです。こうしたものの見方は、必ず技術に対する過信や自然の冒瀆につながります。
Unknown
実際は既に完全犯罪の殺人兵器として動いてる!
菊池昭子 さま
たしかに人工電磁波はそもそも兵器として開発されました。大衆は単なる通信手段と思い込まされていますね。
WiFi はステルス兵器だった! 冷戦時代から今日までずっと軍事利用!
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/10e94d378870a912c1049e3b386ffba7
キューバの米大使館に “マイクロ波兵器” によるステルス攻撃?
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/53272b696d66c4e6bacbf3346a24e5ea
WiFi が赤ちゃんの突然死の原因? マイクロ波の世界的権威が警告!
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/3ef00899058ee3117cee0340e68c71d2
Unknown
危険なものを危険だと認識して厳格にルールを作る
と言うのがまともな知能をした人間
しかし日本人は世界で最も知能がないから
実害を受けてもなお危険なものを危険だと理解できない
Unknown さま
危険に対して無警戒、無防備という点では、日本人の右に出る国民はいないでしょう。警鐘を鳴らす人間は、デタラメを触れ回るオオカミ少年扱いされます。
Unknown
これが本当ならわしら無線通信士はとっくにみんな死んでいるはずだが、現実は100歳でも現役で活躍している通信士はいるし、8090代の現役通信士はごろごろいる。しかも当面皆元気で健康だ。ということから見ても電磁波が危険とか死ぬということは少なくとも嘘ではないか?
無線通信士 さま
「うちの祖父は98で死ぬまで毎日タバコを吸っていたぞ」 というのと同じ理屈ですね。タバコを吸う人間が全員、肺がんになるわけではないのと同じです。しかし “統計” を無視する人はより多くのリスクにさらされるということです。
以下の記事をごらんください。多くの統計を挙げています。
「高圧線の電磁波測定: ザウルスのフィールドワーク」
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/bf3482f27a0ddcba34842e087cf57e70
「高圧線の電磁波測定: 現地調査 part 2 “悲劇の館” か、“恐怖の館” か?」
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/c508eb4a352804823283e69a21a85791
Unknown
5G には日本社会にとって大してメリットはない。しかし、電磁波が強まるという意味でデメリットが大きいのでは?少ないメリットの為に大きなダメージを受けるのは不合理です。
Unknown さま
おっしゃる通りです。マスコミが国民よりも業界に寄り添っていることが問題です。ほとんどの新聞、テレビも本当のことを伝えず、電力会社、携帯電話会社、通信会社、そして総務省のご機嫌取りに成り下がっています。
デマと現状
記事中にある新聞記事で取り上げられている、鳥の大量死についてですが、これは誤りであると判明しています。
大量死は事実ですが、その付近で当日5G 通信の実験は行われていた事実はありません。
テスト実施は6月(一日だけ実施)ですが、ムクドリの大量死は10月です。
https://www.snopes.com/fact-check/5g-cellular-test-birds/
また数ある対立した論文の中でも電磁場の影響について確立された説は、細胞の誘導加熱のみということに注意してください。
WHOのEMF Projectは、「短期間に新技術が健康に及ぼす慢性的な影響について評価することは難しい」としていて人工甘味料と同じようにまだ明確に誘導加熱以外の危険性は認識されていない状況です。
どりゃえもん さま
「脳への携帯電波の影響ない」 総務省
「携帯は脳腫瘍の原因にならない」 総務省
「携帯の電波、学習能力に悪影響ない」 総務省
総務省、携帯電話会社、通信テレコム会社はみな異口同音に携帯電話の電磁波は無害だと主張しています。
その主張は、電磁波には加熱作用はあるが、携帯電話の電磁波にはほとんどないことが主な根拠です。
そして加熱作用以外の影響、つまり非熱作用は証明されていないではないか、ということです。
非熱作用とは、加熱作用以外の生体への影響すべてを指します。いくら生体の体温を上昇させなくても、電磁波が生体に何らかの影響を及ぼしていることは、まともな生物学者ならば否定しないでしょう。生物、生命一般を生命たらしめているものは “電気” であるとまで言う生化学者もいます。
人間の脳波は電磁波の影響を非常に受けやすいことはよく知られていますが、心臓の働きも電磁波の影響を大きく受けます。それどころか、そもそも生物の細胞の働きじたいが電磁波の影響を大きく受けることが最近の研究によって分かってきています。
加熱作用があるかないかだけを問題にした前世紀の基準は過去のものになりつつあります。たとえすべてが証明されていなくても、電磁波の非熱作用を考慮に入れた “予防原則” 的な対策が必要ではないでしょうか?
電磁波
5Gに関する論議を拝見しました。
様々な情報が流れています。
私のサイトに5Gの電磁波をまとめてみました。
bemsj さま
情報ありがとうございます。
今リアルタイムで拡散中の武漢発のコロナウィルスでもそうですが、どこの国の政府も国民に対する危険性を過少に伝えようとします。そして、多くの体制派の科学者、研究者も政府の回し者となってマスコミで 「騒ぎすぎ」 と言うものです。中国共産党も自民党政権も同じです。
危機管理の根幹は、最悪の事態を常に想定することです。仮に政府やお上がそうした想定をしても、国民には決して言わないものです。権力とはそういうものです。
Unknown
面白い記事ですね。
5Gは広帯域伝送によって高速通信を実現していますので、電力スペクトル密度で考えると4Gよりも圧倒的に低いエネルギーになります。パワーは4Gまでとほぼ同じですね。そもそも電波防護指針の関係でパワーなんて簡単に増やせませんし。
色々な論文読んでますと、基地局のアンテナ2m近くとかだと、僅かながらに体温上昇が認められる、とあるものもありますが、基地局アンテナの2mに人は入れません。
面白い さま
「(大して害もないのに騒いでいるのが) 面白い」 と言いたいようですね。
世界の5Gのモデル都市の中で最先端とも言われている中国の武漢市には1万台の5G用アンテナが設置されています。どう考えても5Gのモデル都市は、そうでない都市よりも、ずっと多くの電磁波によって、より密に覆われることになるのではないでしょうか?5Gに限らず、そもそも電磁波が人間の免疫系に悪影響を与えることは明らかです。
「基地局のアンテナ2m近くとかだと、僅かながらに体温上昇が認められる、とあるものもありますが、基地局アンテナの2mに人は入れません。(だから、危険なんてないんだよ)」 と言いたいようですね。
あなたはいわゆる電磁波の “熱作用” だけしか考えていません。
人体を加熱させなくても、電磁波は人体、脳、細胞、DNAに悪影響を与えます。しかも遠隔的に。「熱作用がなければ、安全だ」 という発想は、20世紀の、携帯電話が世の中に登場する前の幼稚な科学でした。
Unknown
新聞の可能性について論じているのが面白い。
新聞なんて年寄りが惰性で読んでいるだけと思ってたけど、使い方によってはこの媒体は相当影響力があるもんね。
ただ、記事次第だよ。東京新聞にはたまたまアグレッシブな記者とそれを潰さない上司がいたんだろうね。そういった人材をどれだけ活かせるかかなあ。よくぞやってくれた!というような記事を2,3カ月に1回くらいは掲載しないとダメかな。
電磁波の恐怖
メンドーサ通りの悲劇が全てを物がってます。 それと高圧線の下のお米は良く育つとか鉄塔の下の自然薯は他の物に比べて大きいとか。。
不知火丸 さま
「高圧線の下のお米は良く育つとか鉄塔の下の自然薯は他の物に比べて大きいとか」 といった話はすべて 大ウソ です。高圧線の下のイネや野菜の生育が悪いことは農業従事者の方々の間では常識です。実際、高圧線や鉄塔の下の農地の価格は安いのが現実です。
もし本当に高圧電線によってイネや野菜の生育が向上し、収穫が増加するのなら、もうとっくに “電磁波農法” が普及しているはずではないですか。日本人ならやるはずでしょう?しかし、そんなものを聞いたことがありますか?
見えないから
人工的な電磁波は生体に予期せぬ
被害があるのは予想できます。
20年近く前にスエーデンのカロリンスカ研究所で
ロバートベッカー氏がクロスカレント著書に
警鐘されてます。多くの人は放射線や電磁波
ウイルスや免疫・分子生物学など見えない世界に
対する見識がほとんどありませんので残念です。
自分が被害に遭うまで学ばないかもしれません
娯楽やグルメ・スポーツなどに夢中になるぐらい
に真実も探求してもらいたいですね!