鎌倉由比ヶ浜にクジラの死骸! 地元からの詳細画像: 何かの予兆か?

鎌倉由比ヶ浜にクジラの死骸! 地元からの詳細画像: 何かの予兆か?

 

まずは、昨日(2018年8月5日)全国ネットでテレビでも報道されたクジラのニュース

 

    

 

この場所は自転車で10分ほどのところなので、翌日の朝8時ころカメラを持って “取材” に出かけた。

 

 途中同じように “ニュースのクジラ” をめざして歩いているように思えるひとたちを何人か見かけた。日よけのつばの広い帽子をかぶり、杖をつきながらたった一人で懸命に歩くかなり高齢の小柄な女性もいた。

 

 

最初、由比ヶ浜の海水浴場の真ん中あたりに出たのであるが、目的のクジラは見当たらない。海の家のバイトの若者に聞くと、あっちです(赤の↑)と指さして教えてくれた。そこは由比ヶ浜のはずれで、海水浴場ではなく、海の家もなく、漁師小屋と船があるところだ。

 

 

ビーチから海岸通り(143号線)にあがって、ふたたびペダルを踏む。しかし、なかなか見えてこない。さっきのおばあちゃんもこの距離を炎天下歩くのだろうか?

 

 とにかく人が集まっているところが “クジラ” である。

 より正確に言えば、“人の群れ” と “波” のあいだが “クジラ” のはずだ。

 

 

  

自転車をおりて近づくと、鎌倉市役所の小型車が停まっているのが目に入る。市の職員が早朝から駆けつけているのだろう。

 

写真のほぼ中央に、海岸線にほぼ直角に “クジラ” が横たわっている。8時頃では、見物人はまだ100人もいない。

この予想外の 「海岸漂着物」 の問題解決のために動員された役人、職員と報道陣だけですでに10数人はいるようだった。

 

見物人の立ち入りを制限するためにカラーコーンを巡らしている。

 

 

 悪臭が漂っているが、まだそんなに激臭というほどではない。しかし、今年のこの夏の異常気温では数時間ごとに激臭に近づいていくことだろう。

 

 

  “仰向け” のように見える。

向こう側のヒレが見え、こちら側のヒレは隠れているので、完全な “仰向け” ではない。

  

 今朝はたまたま潮が引いているので、こうしてよく見える。

ほぼ45度の “横転” のようにも見える。

  

 もともとこのあたりは泳ぐ人はほとんどいないのだが、「遊泳禁止」 の赤旗がダメ押しで立てられている。

 

 

 鎌倉市の職員、江の島水族館の職員とおぼしき人たちがかなり近づいている。見物人は近づかないように注意される。

  

 

この大きな死骸の処理に市役所もいろいろ考えていることだろう。

 

 

 悪臭や手間を考えると、これを “解体” して砂に埋めるとか、廃棄物処理センターに運んで焼却するという方法はあまり現実的ではないように思える。

 

 

 

 

 マスコミでは、テレビ朝日が今朝の一番乗りだったようだが、今これを自宅で書いている12:30には、ヘリコプターの音がバタバタうるさくなってきている。

 

満潮のときに船で曳航してずっと沖合に引っ張っていってから、錘(おもり)をつけて沈めるという方法がいちばん無難であるように思える。海洋動物を海に還(かえ)すという方法だ。

 

波でさらわれないようにロープで固定している。

 

 

ほぼ仰向けの “クジラ” の頭部。右はじに目が見える。

 

 長さ、ゆうに20cmはあろうかと思われる、いわゆる “くじらヒゲ”

 

 

「鯨ひげくじらひげ)とは、ヒゲクジラ亜目の動物の上顎部に見られる、繊維が板状となった器官である。 ひげ板とも言う。 口腔内の皮膚がヒゲクジラ類で独自に変化したもので、や毛とは由来が異なる。 濾過摂食のためのフィルターとしての役割を持つ。」 (ウィキペディア)

 

 

昨日は、ヒゲクジラではないか?、イワシクジラではないか?という新聞の推測があったが、けっきょく今日になって 「シロナガスクジラの坊や」 ということに落ち着いたようだ。 

 

ただクジラがうち上がることには何か不吉な予感がするのは、わたしだけであろうか?地元であるだけに気になるのである。鎌倉については、地元以外のひとたちが春から懸念しているようだ。

 

●なつかしい伊勢女さん夏の予言は8月10日?  2018.3.30

「伊勢女の夏予言」の1つの場所は、「神奈川県二ノ宮から鎌倉にかけて」か?

コメント

  1. mobile より:

    溺れた巨人

    JGバラードに『溺れた巨人』という短編がありますが、それを思い出させます。

    (以下書評から抜粋)

    嵐の去った朝、浜辺に巨人の死体が打ち上げられた。最初はおそるおそる様子をうかがっていた人々も次第に大胆に死体に近づくようになり、最後には死体は解体され、方々へ持ち去られてしまう。そしていつか巨人の死体は人々の記憶から消えて行く。巨人の死体の出現というSF的イベントを扱いながら、バラードが描くのはあくまでそれに宿命的に惹かれる主人公の心であり、そこに投射された風景である。

  2. ザウルス より:

    mobile さま

    海、特に “深海” は人間にとっては未だに未知の世界です。海岸にうち上がる物にはそうした “海からのメッセージ” という側面があります。

    それが大きく、しかも稀なものであれば、それを読み解こうとするのは人間の常です。

  3. コメット より:

    古式捕鯨、ロンボク島地震

    静岡県に住んでいたころ、よく伊豆半島をドライブしましたが、地元の村営歴史館に古式捕鯨の絵が展示されており、江戸時代ごろまで日本近海にも鯨が来ていたことを知りました。日本近海が昔のようにきれいになったのならうれしいのですが、死骸ですものね、、、私は関西出身で、和歌山県太地町の古式捕鯨は有名ですが、大阪の岸和田でも昔は鯨が捕れたようです。あの勇壮なだんじり祭りは古式捕鯨の様を表しているという説を聞いた事があります(真偽不明)。インドネシアのロンボク島で地震があったばかりです、、、1944年の昭和東南海地震(M7.9)から74年、、、そろそろ、、、、

  4. キャス より:

    これは気になってました

    解剖して死因を解明はしないのでしょうか。

    このニュースを見て、不吉、とか気になる、という人が周りにもいます。

    私も気になります。地震とか、潜水艦のソナーかもとか、親クジラはどうしたのかとか、なにか普通の(?)クジラの打ち上げとは違う引っかかりを感じます。海の側にお住まいでしたらご用心下さい。

  5. ザウルス より:

    キャス さま

    ご心配いただきありがとうございます。

    やはり気になりますよね。

    海底の地殻に徐々に亀裂が走ったりして、マグマから有毒ガズが出た可能性もあるのではなどと考えてしまいます。

  6. ちょここ より:

    米潜水艦のソナーかも

    貴重な写真をありがとうございます。

    クジラやイルカの座礁や大量死などの多くは、米潜水艦のソナーの影響だということは、米海軍も認めています。http://karapaia.com/archives/52141185.html

    写真のクジラちゃんは、目が腫れているようですね。

    朝日記事画像でも、目から血を流しています。https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180806003768.html

    オーストラリア沿岸部で大量に座礁していた鯨は、目から血を出していたそうです。http://www.asyura2.com/0505/jisin13/msg/126.html

  7. ザウルス より:

    ちょここ さま

    貴重な情報をありがとうございます。

    人工地震の “仕込み” で米潜水艦が暗躍しているという可能性も排除できませんね。

  8. 旭日旗 より:

    コメントではなくお尋ね

    すみません。愛子様替え玉説に非常に興味を持ったものです。

    ところで私の東芝ダイナブックウインドウズ7では、右半分が表示されないのですが、何が原因か考えられますでしょうか? ご教示いただければ幸いです。

  9. Unknown より:

    Unknown

    爆弾つかったんじゃないですかね

  10. ザウルス より:

    爆弾 さま

    爆弾? 誰が? 何のために?

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