梅酒に騙されている? 特に女性が?

梅酒の甘みが天然の甘みだと思っている人がけっこういる?

梅酒の甘みを「梅本来の天然の甘みだけ」と勘違いしている人は、実際に多く存在しているようだ。

📊 勘違いが多い理由

  • 果物由来のイメージ: 「梅=果物」なので、果汁の甘みだと思い込みやすい。
  • 市販品の「無添加」表記: 「保存料・着色料が無添加」という意味を、砂糖不使用と誤解する。

💡 梅酒の甘みの真実

  • 大量の砂糖が必要: 梅酒づくりには、梅の重さとほぼ同量(約50%〜80%)の氷砂糖を使う。
  • 抽出に砂糖が不可欠: 砂糖の浸透圧を利用して、梅のエキスを外に引き出すためだ。
  • 梅自体は糖度が低い: 熟した梅でも酸味が非常に強く、砂糖なしでは市販の梅酒の味にならない。

 

どうやら女性は梅酒を好む傾向がある?女性が梅酒を好むのには、味覚、体質、そして心理的な理由が複雑に絡み合っているようだ。

🍹 味覚と飲みやすさ

  • 強い酸味と甘み: 女性は男性よりも、甘味や酸味を好む傾向がある。
  • アルコール感が少ない: 砂糖の甘みと梅の酸味で、お酒特有の苦みやピリピリ感が消える。
  • 割り方の自由度: 炭酸、水、紅茶、ロックなど、好みの濃さに調整できる。

💅 美容と健康のイメージ

  • 豊富なクエン酸: 疲労回復や代謝促進、美肌効果を期待して選ばれる。
  • 「体に良さそう」という心理: アルコールを飲む罪悪感を、果実の健康効果が和らげる。

🌸 アルコールに弱い体質への優しさ

  • 低アルコール: ビールやワインよりも、割ることで度数を低く抑えらる。
  • 悪酔いしにくい: チューハイ(蒸留水+人工香料)に比べ、醸造された梅酒は悪酔いしにくいと感じる人が多い。

🥂 居酒屋でのカルチャー

  • 定番の「一杯目」: ビールが苦手な女性にとって、頼みやすい定番メニュー?「じゃ、わたしは梅酒で・・・」
  • 見た目の可愛さ: グラスや梅の形、色合いが写真映えしやすく、女子会で好まれる?
  • 女性客誘引戦略: 女性客のリピーターを増やすための計算?

 

梅酒の作り方の基本

梅、氷砂糖、ホワイトリカー 梅酒を作る時の標準的な重量比

梅酒を作る時の最もベーシックで失敗しない重量比は、

   梅 1  :  氷砂糖 1  :  ホワイトリカー 1.8 

 

⚖️ 基本の黄金比(重量ベース)

具体的な量(梅1kgの場合)に換算すると、以下のバランスが標準的。

  • 青梅(または完熟梅):1 kg
  • 氷砂糖:500 g 〜 1 kg(※好みに合わせて調節)
  • ホワイトリカー(35度):1.8 L(約1.8 kg)

 

梅酒は梅とほぼ同じ目方の砂糖を使って作るということは、作ったことのあるひとは知っている。そうでないひとは、梅酒の甘さは梅本来の甘さだと思い込んでいる公算が高い。

 

梅+氷砂糖+ホワイトリカー から、梅を入れないで 氷砂糖+ホワイトリカー で作ってもけっこう飲める。「そこそこ飲める」どころか、甘いシロップ系のお酒として普通に美味しく飲める。梅なんかいらない?(笑)

味わいは、居酒屋などでよく使われる「サントリー梅酒特選」などの果実酒用コンク(割り材)の梅なし版、あるいは非常に甘い甲類焼酎のロックのようなイメージだ。

🥃 どんな味になる?

  • ダイレクトな甘み: 梅の酸味がないため、ガツンとした砂糖の強い甘みだけが残る。
  • アルコールのカドが取れる: 氷砂糖が溶け込むことで、ホワイトリカー特有のツンとしたアルコール臭が和らぎ、口当たりが非常にまろやかになる。

実はこの「お酒+砂糖」の組み合わせは、果実酒づくりのベースそのものだ。

 

さて、梅酒にはかなりの砂糖が入っているわけだが、実際グラスに注いだ場合の量はどのくらいだろうか。普通の梅酒をワイングラスに一杯注ぐと、そこにはスティックシュガー何本分の砂糖が入っていることになるか?

一般的な梅酒をワイングラスに一杯(約125ml)注いだ場合、そこにはスティックシュガー(3g換算)約79本分の砂糖が含まれていることになる。

📊 算出の根拠

  • 梅酒の糖質量: 文部科学省の「食品成分データベース」等に基づくと、梅酒100mlあたりの糖質量は21g22gである。
  • ワイングラス1杯の量: 一般的なレストランなどの注ぎ量である125mlで計算する。
  • 1杯あたりの砂糖の量: 125ml中の糖質量は、21g × 1.25 = 26gとなる。
  • スティックシュガー換算: コーヒー等で使われる標準的なスティックシュガー(1本3g)に置き換えると、26g ÷ 3g = 8.6となる。

🍷 他のお酒との比較(グラス1杯あたり)

梅酒にどれほど多くの砂糖が入っているか、他のグラス1杯分の糖質量と比較してみると一目瞭然だ。

 

お酒の種類(グラス1杯分)

糖質量の目安

スティックシュガー(3g)換算

   梅酒(125ml

  約26g

9本分

白ワイン(125ml   約2.5g

 約0.8本分

赤ワイン(125ml   約1.5g

 約0.5本分

ハイボール・焼酎     0g

 0本

 

梅酒のあの「美味しさ」は、実はこれほど大量の砂糖(スティックシュガー約9本分)のおかげである。そのため、ワインのようにすいすい飲むと、あっという間に大量の糖質を摂取してしまうことになる。

3杯で、スティックシュガー27本! 気にしない人は気にしない?知らない人は気にしない?(笑)

梅酒3杯でこういう感じ?

作ったことがあるひとでも、飲む人は飲む。しょせん、好みの問題にすぎない。(笑)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました