スマホ、テーブルとフィラメント汚染の現実を見てきた。このフィラメント汚染はどこまで広がっているのか?ダストロジストが次に向かうべきはどこか?はいはい、ひとの乗り降りが激しい電車の車内である。ダストロジーのフィールドワークは個人の生活環境から社会環境へと踏み出す必要がある。

こういう朝のラッシュでたくさんの人が乗り降りしたあとの時間帯こそ狙い目だ!
しかし、10時以降には山手線はラッシュの汚れを落とすために清掃用の車庫に引き上げられるという!
「セロテープ貼り取り法」(笑)
実はザウルスは、この9月からすでに横須賀線、横浜市営地下鉄ブルーライン、根岸線、シーサイドラインと、電車内でのサンプル採取をしてきた。しかし、多くの読者にとってわかりやすいケースとして、ここでは「山手線でのサンプル採取」に限定してご紹介する。
Grok AI:「日本で最も利用者の多い鉄道線は、山手線です。JR東日本のデータによると、2024年度の平均通過人員は約94万3千人/日/kmで、営業キロ20.6kmを考慮した総利用規模が国内トップクラスです。推定1日利用者数は約350万〜400万人程度で、他の路線(例: 小田急小田原線約206万人/日)を上回っています」
事前に山手線の時刻表と混雑時間帯を調べた。さらに Grok AI で車内清掃のルーティンも調べたところ、ラッシュアワーのあと10:00を過ぎると、なんと山手線の電車は清掃のために専用の車庫に一旦引き上げられてしまうそうだ。日本人はつくづくきれい好き?(笑)清掃が終わってきれいになって出てきた車両で採取したのでは意味がない?そのため、ラッシュアワーを過ぎて間もない 9:30~10:00 の時間帯でのサンプル採取がよいと判断した。

ダストロジー入門のスマホ篇、テーブル篇ですでにお馴染みの「セロテープ貼り取り法」である。
それも1回ではなく、異なる電車で複数回採取すべきと考えた。フィラメント汚染の実態を把握するには 1,2回 では足りないだろう。
スタートは品川駅

スタートは品川駅だったが、それまでの経験でサンプル採取場所は「窓のさん」のつもりでいた。
しかし、乗車してみて、偶然都合のいいドアから乗り込んだことに気づいた。「4番ドア」のそばには、降り積もったダストを採取するのにちょうどいい大きさの出っ張りが、しかも採取しやすい高さの位置にあったのだ。ここに向かってセロテープでペタペタやっていても周りからは何をしているんだかわからない?(笑)


Grok AI に訊いてみると、たまたま4番ドアから乗ったのはラッキーだったと言える。

品川駅から乗り込んで、行き当たりばったりで採取を始めた。採取しては電車を降り、乗った駅と同じ乗車位置(9号車4番ドア)から次の電車に乗る。そして、同じ位置の採取場所から再び採取するということを繰り返した。4回繰り返したところで予定の10時をだいぶ過ぎていたので打ち切った。
山手線ダスト採取のディテール(セロテープ貼り取り法)
1)場所:品川駅山手線内回りホームから乗車。
2)時間帯:平日の朝のラッシュ後 (9:30-10:30)
3)場所の詳細:内回りの4本の電車のそれぞれ9号車4番ドア横の「非常通報装置」の上。
4)その細長いスペースを、長さ12,3cm ほどに切ったセロテープでペタペタと表面のダストを採取した。
5)上下の2回のペタペタを横に4回繰り返し、合計8回でスペース上のダストの約8割を貼り取った。
6)5)を4回繰り返した(品川、田町、浜松町、有楽町の各駅でそれぞれ9号車4番ドアから乗車)。
7)一回のサンプル採取に要した時間は2分前後(1駅~2駅)
以下が採取サンプルの顕微鏡画像である。
1.品川駅乗車分(画像50枚:フィラメント 青18、赤0)



2.田町駅乗車分(画像46枚:フィラメント 青25、赤1)


3.浜松町駅乗車分(画像44枚:フィラメント 青11、赤5)


4.有楽町駅乗車分(画像30枚:フィラメント 青10、赤0)


合計と平均
1.品川駅乗車分 (画像 50枚:フィラメント 青18、 赤0)
2.田町駅乗車分 (画像 46枚:フィラメント 青25、 赤1)
3.浜松町駅乗車分(画像 44枚:フィラメント 青11、 赤5)
4.有楽町駅乗車分(画像 30枚:フィラメント 青10、 赤0)
合 計 画像170枚: 青64、 赤6
平 均 画像 43枚: 青16、 赤1.5
●画像数=フィラメント数ではない。
●画像数と撮影されているフィラメントの数は一致しない。そもそも撮影の時点で若干の見落としが必ず起きる。同じフィラメントが複数回撮影される場合がある(手違いで&必要があって)。
●フィラメントの青と赤は、鮮明なものだけをカウント。濃い青、濃紺は黒く見える?茶色のものは赤っぽくてもカウントしていない。
●青はめずらしくない。赤はずっと少なく、せいぜい青の一割ほど?他の採取例では紫や緑やオレンジ色も見つかっているので、色のスペクトルのすべてがあると考えられる。
●フィラメントの青や赤の色の意味は不明。酸化グラフェンが反応媒体として活性化していると色がつく?
この山手線でのサンプル採集はシステマチックに複数回おこなったので、同じ条件でやれば 再現性 があるはずです。また、別の条件(鉄道、時間帯、採取場所)での採集結果と比較することもできるでしょう。読者の皆さんにもぜひこの調査にご参加頂きたいと思います。
具体的なことでご質問があれば、遠慮なくご気軽にご連絡ください。
今回の調査で言えることがいくつかある。
1)日本の首都の中枢で毎日フル回転で運行している電車の車内では、フィラメントがいくらでも見つかると断言できる。
東京の他の鉄道でも同じくらい見つかるであろう。実際すでに東京、神奈川県の他のいくつかの鉄道でもザウルスは実証済みである。日本という国は非常に均質な国なので、おそらく日本のどこの鉄道の車内でも同じように見つかるのではなかろうか?
2)実は、鉄道とは別に、神奈川県内の複数のスーパーマーケットと複数の郵便局でも「セロテープ貼り取り法」で調査済みである。その結果、調査したスーパーと郵便局でフィラメントが見つからなかったケースは皆無である。調査した場所のすべてでフィラメントは検出されている。
上記の場所以外の、喫茶店やレストランや居酒屋といった多くの飲食店のテーブルでもサンプル採集してきているが、フィラメントが検出できなかったことは今までに一度もない。
3)もし日本のどこの鉄道でも見つかるとした場合、日本という国はフィラメントが充満している可能性があるのでは?(反応媒体社会環境充満説)
4)フィラメント汚染の実態調査にぜひ読者の皆さんもご協力くださるよう切にお願い致します。
5)いきなり電車ではなく、まずはスマホ、次にテーブルで予備調査をすることをお勧めします。
動画:ダストロジー入門(1)スマホ篇
当ブログ記事:「ダストロジー入門(1)ダストロジー事始め」
動画:ダストロジー入門(2)テーブル篇
当ブログ記事:「ダストロジー入門(2)ダストロジーの基本原理は攪拌と沈殿



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