
前記事で右のように書いた。
「ダストロジー事始め」
そこで、ザウルスはビールなどの容器内の液体ではなく、自分のスマホの画面の上のダストを採取して観察してみた。つまり、空気中に浮遊しているダストの中にも反応媒体のフィラメントがすでに混在しているのではないかとか疑ったのだ。これがザウルスの「ダストロジー」の始まりだった。
「ダストロジー」の語義は「ホコリ学」である。あまり一般的な言葉ではないのがむしろいいのだ。ザウルスの「ダストロジー」はもちろん反応媒体のフィラメント、酸化グラフェンをメインの対象とした研究のことだ。そういうものとして、ザウルスなりの勝手な意味で使わせていただくことにする。

ダストロジー入門:スマホ篇(動画版)

その後、これを「ダストロジー入門(1)スマホ篇」として動画にしてみたので、ぜひご覧いただきたい。今までに自分のスマホ、家族のスマホ、友人のスマホ、知り合いのスマホ・・・とあらゆる世代のひとのスマホからサンプル採取させていただいた。その結果、すべてのひとのスマホからフィラメントが検出された。フィラメントが見つからなかったスマホは今までに1つも無い。ただ、高齢者よりは若者の方がフィラメントも多く、青いフィラメントだけでなく、赤いフィラメントも出てくる。実は私と家内のスマホからも今まで何度かサンプル採集をしているが、ヘビーユーザーではないので、フィラメントが少なく面白くない。私の場合、ふだん機内モードにしていて、たまにカメラとして使うことがある程度だ。
以下の例は、動画とは別のひとのスマホからのサンプル画像。この方は高齢者ではあるが、仕事の関係でスマホのかなりのヘビーユーザーであるせいか、青いフィラメントだけでなく、赤いフィラメントもスマホに載せて生活しているようだ。


けっきょく、容器の中も外も
「ダストロジー事始め」以来、以下のことがわかってきた。ビンやバイアルや缶の中に閉じ込められているフィラメントはもちろんある。それは間違いない。しかし、実際は外側のオープンエアーの環境にこそ充満しているというのが現実である。つまり、フィラメントは容器の内側にも外側にも遍(あまね)く存在しているのだ。

とはいえ、そうしたフィラメントがワクチンや麻酔薬や他の医薬品のバイアルに入っているのはそれらが体内に直接注入されるだけに確かに大きな問題だ。さらに「一番搾り」や「スーパードライ」や「グッドエール」や「おーいお茶」といった飲料品も体内に摂取されるという意味では、やはり誰かが問題にすべきでなのである。たとえ世の中に気にする人がほとんどいないとしても「警告はあった」という事実は残しておきたい。
ザウルスは、フィラメント飲料品に関した10本の記事のうち4番目の記事を公開した後に、フィラメントが環境中に充満していることに気づいたが、だからといってビールの調査や記事の執筆をやめなかった。ビールに一区切りつけてからさらに緑茶飲料の最大シェアを誇る「おーいお茶」まで調査して記事にしたのは、ビールだけを問題にしているように誤解されたくなかったからだ。

次の記事「ダストロジー(2)攪拌と沈殿がダストロジーの基本原則?」(準備中) に続く
「顕微鏡で見ろ!」というスペインの Telegramチャンネル



コメント