井谷快平氏は今では反ワク界隈ではかなり知られた反ワク活動家である。彼が3年前にわたしの講演会に参加していたことは知っていた。彼は小平市の市議会選挙に立候補した経歴もある非常に行動的な人物で、ネット上で他人の情報を発信するだけのあまたいる反ワク発信者とは一線を画しているので注目していた。その彼が先月(6/28)、以下のような記事をX上で発信したので仰天した。人一倍仰天したのは、わたし自身が「コロナワクチンには反応媒体が仕込まれていて、接種者の体内から信号を発信する」という事実を日本で最初に証明し、協力者と一緒に制作したチップチェッカーというアプリをリリースした人間だからだ(当ブログのカテゴリー「チップチェッカー、ブルートゥース人間」を参照)。
井谷氏のこのカミングアウトは世間騒がせな並外れた主張である。「自己組織化ナノテク繊維が私の身体からも発見!」というのは、日本はおろか、世界でもまれな主張である。ただ、「自己組織化ナノテクらしき繊維を私の体内からも発見」とも書いているところに信憑性を疑わせる余地がある?いずれにせよ、このポストはブルートゥース信号発信源体内説を3年前から唱えている不肖ザウルスが無関心でいられるものではない。すぐに以下のリプをした。
7/1
ザウルスは実証主義者なので、証拠を出さずに何かを発見したと公言することは、ザウルスの場合は原則的にあり得ない。
すると、証拠を提示してもらえるどころか、以下のようなお叱りを受けてしまった。
7/1
証拠を求めることは、焦っていることになるのか?世間を驚かすような発見をしたと主張するには、それなりの証拠を示す必要があるというのは、子供でも分かる、ごく当たり前なことではないだろうか?
ところが、井谷氏は非常に切迫した様子で、「皆で調べろと言っています。それもしないで御託を並べないで下さい。」と言う。
「御託を並べる: もったいぶって、自分勝手なことをくどくど言うこと、または、つまらないことを長々と話すこと」(コトバンク) はあ? もったいぶって証拠を出さず、延々と言い訳をしているのはどっち?(笑)
ザウルス自身はかなり常識的な人間なので(笑)、かりにひとに何かを調べろと上から目線で言わなければならない羽目になったら、まずは自分の方から映像などの証拠を示して、「ほら、わたしの身体からはこんなナノテク繊維が出てきましたよ!だから、皆さんも調べてみて!」というふうに話を持っていくと思うのだ。しかし、彼にはそんな余裕はないのか、非常に「焦って」いるようだ。ザウルスの基準からすれば、彼のナノテクカミングアウトは重大なフライングである。たとえ証拠を後日公開したとしても、フライングである。そもそも最初から証拠を出したとしても受け入れてもらえるとは限らないのに、その証拠すら出さないのでは話にならないではないか?
「ザウルスさんは私たちの味方じゃないですか?ザウルスさんらしく、いろいろと検証して下さいよ。」
はあ?「私たちの味方」って、面識もない相手にいきなり言われたら、ふつうのひとは気持ち悪いのではなかろうか?(笑)また、「ザウルスさんらしく」もさらに気持ち悪いが、すでに上に書いたように「ザウルスは実証主義者なので、証拠を出さずに何かを発見したと公言することは、ザウルスの場合は原則的にあり得ない」のだ。(笑)
ここで、第三者が参入。
7/2
これはごく普通の考え方では?
これって、かなり的外れな質問では?なぜならば、隣人氏にはそもそも何かを検証やら調査やらをする義務や責任などまったくないのだから。隣人氏は仰天カミングアウトを勝手にしている人間に、それを裏付ける証拠を求めているだけでは?
とはいえ、井谷氏は「発表をお待ち下さい」と言っている。つまり、いずれ証拠を公開するということだろう。違うだろうか?
証拠を出さずに仰天カミングアウトをしているので、話は「信じる、信じない」という不毛な話になってしまう?
7/3
ナノテクが自分の身体から出てきたとカミングアウトしたアメリカ人の例。口だけではなく、当然証拠映像を公開している。これが当たり前では?
この動画はザウルスが日本語字幕を付けたもの。
2023/09/17 蛍光繊維(10cm) を首の後ろから採取 :蛍光人間 3
7/4
次の日には、直接関係ない別の画像を持ってきて、「このような青色繊維出てます」と言っている。いずれ本物の証拠映像を公開するのなら、別のものをその前に示すのは非常にミスリーディングで好ましいことではない。
しかし「現在成分調査中です」と言っているということは、けっきょくこの時点では本当にナノテク繊維なのかどうかは当の井谷氏自身も実はわかっていないということではないか?(笑)だからこそ「調査中」なのではないか?違うだろうか?
少なくとも調査結果にもとづいてカミングアウトをしたのではないことは明白?つまり、見切り発車?フライング?ヘタすれば当人が確信する「ナノテク繊維」ではないという調査結果が出る可能性も現段階では排除できない?
いずれにせよ、「調査中」ということは、いずれ「調査結果」が出るわけだ。当人も「発表をお待ちください。」と言っているわけだから、いずれ「証拠映像」と「調査結果」の両方を発表してくれるはずだ。
話はそこからだ!
井谷氏は自分の発見によほど自信を持っているようで、非常に楽観的に考えているフシがある。しかし、その「証拠映像」と「調査結果」の両方が出たらそのまま「井谷氏自身の身体から出たというナノテク繊維」が自動的に本物と証明されたことにはなるわけではない。公開=本物の証明 ではないのだ。言うまでもなく、世の中にはニセモノが本物として堂々と公開されることもあるのだ。公開される「証拠映像」と「調査結果」が厳しく検証されることになるのは当然ではないか?「大それた主張」「並外れた発見」がけっきょくニセモノ、でっち上げ、フェイクであったというケースは歴史上珍しくないのだ。
ともあれ、「証拠映像」と「成分調査結果」の公開を待とうではないか!
井谷氏のXアカウント ↓
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